サイクロデキストラン(CI)は、虫歯の原因となる歯垢の生成を抑制する機能をもった新しい環状オリゴ糖です。
シーアイバイオは、世界で唯一CIの生産を行っています。
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サイクロデキストラン(CI) は、少量でう蝕菌(虫歯菌)による非水溶性のグルカンの合成を抑制する機能と、優れた包接機能を有しており、様々な食品への利用が期待できます。
当社は、主として サイクロデキストラン含有素材を開発中であり、 販売開始へ向けて各種の試験を行っています。
サイクロデキストラン(CI)とは
1993年に新しく発見された環状オリゴ糖、サイクロデキストラン(CI)は、安全なBacillus属微生物が生産する酵素によりデキストランまたはデンプンから合成され、7〜17個のグルコースがα-1,6グルコシド結合で環状に連結した環状イソマルトオリゴ糖です。

図は、7個のグルコース重合体CI-7 の構造式と工業的に広く利用されている包接機能を持つグルコースα-1,4グルコシド結合からなる環状体サイクロデキストリン(CD)の7重合体β-CDの構造式です。
CIはCDより環の口径が大きく厚さが薄いたらい状の立体構造を有し、無色、無味、無臭で水溶性が高く、温度に関わらず等量以下の水に溶解し、糖質ながら甘味度はほとんどありません。
構造上末端基を持たないため還元性はなく、化学的に安定であり、加熱や酸、アルカリにも強いという特徴があります。
エンド型デキストラナーゼによりグルコースとイソマルトースにまで分解されます。
CIには、歯垢の原因となるう蝕菌(虫歯菌)による砂糖などからの非水溶性グルカンの合成を強く阻害する作用があることが明らかになっています。歯を失う原因の約90%が虫歯と歯周病と言われており、この第一の原因は歯垢です。虫歯菌などの細菌が、砂糖などからネバネバした非水溶性グルカンを作り、これが歯の表面に付着したのが歯垢です。歯垢1mg中には、1億個もの細菌が住んでいると言われており、虫歯は歯垢の中の細菌が食物の中の糖分を栄養源にして酸を作り、その酸が歯を溶かして起こります。一方、歯周病は、歯垢の中の細菌が出す毒素によって歯肉炎や歯槽骨炎を引き起こす感染症です。我国では、40歳以上の約80%以上に何らかの歯周病の症状が出ているとの報告もあり、患者数からみれば国内で最大の感染病であり、歯を失う最大の原因となっています。また、近年、歯や口腔内の状態が全身的疾患と深く関わっていることが明らかになり、オーラルケア意識が急速に高まってきています。虫歯・歯周病予防にCIの歯垢形成阻害機能を生かした機能性甘味料、歯磨剤、洗口液などへのCIの利用が考えられます。
また、高分子CIのCI-10には、高い包接能があることが判ってきました。これまでの各種のゲスト物質の包接試験で、包接による安定化、可溶化(水溶性の増加)機能が確認されています。今後の研究によって、食品をはじめ、医薬品分野など幅広い分野でのCIの利用が期待できます。
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2008.05.26: ホームページオープンしました。
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